こんにちは、RiKaです。
今日は、少し気になるニュースの中でも、
サブプライムローン問題で起きたことを念頭に、
今の米国経済についてみていきましょう。
住宅ローン金利が5%突破
13日に、米抵当銀行協会(MBA)より発表された30年物住宅ローン利率が、5.13%を示しました。
これは。2018年11月以来の高い数値になっています。
金利の上昇が本格化する前に住宅の購入を買い急いでいるという側面もあり、
一時的な住宅ローン申請件数の増加もあるようです。
逆イールドについてよく取り上げられることが多かったため、
アメリカの10年債利回りと2年債利回りについて耳にされた方は多いと思います。
この、10年債利回りは、住宅ローンの金利の指標となる大事な指数です。
最近ニュースで取り上げた、
このニュースからも分かるように、
FRBが5月からバランスシートも縮小をはじめ、
金融をさらに引き締めを進める予定にあります。
そのような影響が、10年債利回りの上昇に繋がっています。
10年債利回りが上昇しているということは、
連動して住宅ローン利率の方も上昇していますが、
2018年の11月~12月のような高い水準まで上がってきてることを考えると、
家を買うことが難しくなっていくのと同じように、
政策金利の上昇に合わせて、様々な新規投資・新規事業が難しい局面が訪れそうです。
変動金利
日本が、政策金利を上げられない背景には、
日本の住宅ローンの約7割弱が変動型で、
2割程度が期間選択型、1割が全期間固定型であるという点があると思います。
もし、政策金利を上げると変動型の多い日本にとっては、
政策金利が上がったと同時に少しずつ家計が圧迫され
支払いの難しさが生じることも考えられます。
黒田総裁があくまでも、金融緩和姿勢を崩さない理由の一つでしょう。
それとは逆に、
今回、米国で急に利上げを急ぐ形をとるとなると、
10年債利回りも急上昇するだけでなく、30年住宅ローン利率も急上昇し、
米国で変動型でローンを組んでいる方々が支払が難しくなったり、
生活が苦しくなったりすることが想像されます。
そのような状況が、
マネー・ショートで描かれているサブプライムローン問題と繋がる側面があると思います。
金融緩和の強い流れで購入した数々の家、建築投資。
「ロ-ンが返せない。返されない。」
の図が少しずつ表出していくのではないかなと心配します。
今年の3月初旬から書き上げた一連の金の投資について
なんとか資産を守りながら、資産を大きくしていくことができました。
先月比から7%ほど資産が増加しているので、いまのところは順調かなと思います。
少しでも皆さんの考えるヒントになれば幸いです。
それでは、また。
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