支出を把握する理由
今回のテーマは、”支出”です。資産形成をするにあたって、私たちが最初に見直したのは自分たちの支出額でした。支出額を把握する理由は、二つあります。
入金力が、資産形成の生命線だから
資産形成をする上で、入金力はとても大事なポインと思いました。NISAや積み立てNISA、個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)は、長期の資産形成のための制度がたくさんあります。老後2000万問題を解決するために国が提案しているものは活用すべきと考えています。2021年、積立NISAなら年間40万、一般NISAなら年間120万の非課税枠が活用できます。どの制度でも非課税枠が存在しますが、入金するお金がない!ではどうすることもできません。まずは、現状自分たちに入金する余力があるのかどうか、それはいくらぐらいなのかを知りたくなりました!
月々に入金する額をUPしたくなるから
支出を把握してみると、多少は入金できそうなお金が見つかりました。だけど、もう少し入金できないかな…と少しずつ欲が湧いてきました。私たちが欲が湧いてきた資産運用のシュミレーション結果はこれでした♪現金と資産運用の比較で考えてみました。
積立かんたんシミュレーション | 投信積立 | 投資信託 | 楽天証券 (rakuten-sec.co.jp)
飲み物代を抑えて月に1000円ずつそれぞれの仕方でためていった場合
現金(へそくり):1000円×12か月×20年=240000。(約24万)
資産運用:3%で20年間運用して、328,302円。(約33万)
固定費を抑えて月に1.6万円ずつそれぞれの仕方でためていった場合
現金:16666円×12か月×20年=3999840。(約400万)
資産運用:3%で20年間運用して 、54,71481円。(約525万)
積み立てNISAへの満額になる月3万3333円ずつ(年間40万)でためていった場合
現金: 33333円×12か月×20年=7999920(約800万)
資産運用:3%で20年間運用して 、10,943,291円。(約1090万)
と、入金額がUPすることによって20年後の資産運用の結果は大きく変わってきます。
シュミレーションしないと気付かなかった!
だって投資のことなんか全然知らなかったから。
これだけ利益が出るってわかってたら、あと10年早く始めてたな~
この入金額を上げたい!という気持ちが、資産形成のための一番大事な原動力になると思っています。気持ちが高まると、考えて行動していきたくなるからです。「使うお金を減らして生活を制限していく」と聞くとネガティブになりそうですが、支出を把握することで、「20年後の資産を大きくしていく」または「経済的な自由を獲得していく」と考えたら、すごくポジティブな気持ちになっていきませんか?
支出を把握することは、自分の行動を変えていくきっかけになると思っています。
ただし、資産運用は、生活防衛資金をきちんと確保しておくことにしました。
※我が家の生活防衛資金=1カ月の生活費×4ヶ月分
月額の支払いを見直そう 金食い虫を見つけよう
まず、自分の支出を把握するうえでは、家計簿を利用します。家計簿は、家計簿アプリでもいいですし、ネット上の無料ダウンロードが可能なエクセルシートを使ってもよいでしょう。googleで検索すると、家計見直し エクセル – Google 検索このように表示されます。ちなみに、私は自分が把握しやすいように自分で作ったエクセルシートを使っています。通帳の記帳や月々の契約内容の確認などをしながらどこからお金が出て行っているのかをまず見つけましょう。
全てのひと月分の支出が記録できたら次のステップに進みましょう。みなさんがの支出の中で大きかった支出は何ですか?ちなみに、私達が見直してすぐに手を付けたのは以下の2つでした。
・携帯料金(携帯代金の返済と通信量をあげるプラン)15640円
旦那さんは、結構高くなっていることに気づいてませんでしたが、携帯代金の返済はさておき、携帯ゲームをしたり、動画を見たりするとすぐにギガ数が足りなくなるため、通信量の20GB以上が気にせず使用できるプランで契約していて料金があがっていました。タブレットでも回線が使えるようにするオプションをつけていたり細々としたオプションでも値段が上がっていたことが判明しました。
すぐに格安SIMのQTモバイルに変更手続き。回線が、1回線になるからお昼間などの混雑時は、電波が遅くなるかもしれないという話を聞いて少し不安がっていましたが、実際に変えてみてからは、ほとんど気にならないそうです。ネットフリックスもyoutubeも普通に見れています。30GBのデータプランと仕事柄電話をかけることもあるため、10分かけ放題だけ設定したそうです。結果、6,596円(携帯代金返済2,691円とプラン代3,905円)になりました。それでも高いか…携帯代金返済を早めに終わらせてしまって月額をさらに減らす必要がありますね。
月額9,044円を減額に成功!
・自動車の保険(車両保険あり)12420円
去年の3月に中古車を購入しました。以前乗っていた車は、高額の車両保険に入っていたようです。その内容をそのまま中古車に適用していることが家計の見直しの最中に分かりました。これは本当にもったいなかったじぇじぇじぇ。ソニー損保やアクサダイレクトのネット保険を保険の見直し屋さんからも進められ、必要な内容で契約を変更しました。変更結果は、3250円。
月額9,170円を減額に成功!
合計18,214円を減額に成功しました!
これは一例に過ぎませんが、もし、この金額を減らさずに支払い続けていた場合、
18214×12か月×20年=4371360 約440万のマイナス
逆に、減らした18214円を資産運用で年利3%で20年間運用した場合は…
なんと、、、、
5,979,693円 約600万円のプラス(+1608333円)
見直さずに失っていたら未来得られただろう600万の代わりに440万支払ってるわけですから、
その差1000万以上も損をするところでした。怖すぎますよね…。
気を付けておくべき月々の支払いが生じるもの
- Netflix、DAZNなどの月額映像配信サービス商品 ⇒ 月額分きちんと観てるか確認しました
- 習い事や塾、ジムなどの月額でかかる自己投資 ⇒ 代替は難しい?向き合い方を再検討!
- ゲームアプリなどの月額支払い ⇒ 無料で楽しめるアプリに変更できるといいかも
- 生命保険や死亡保険 ⇒ 資産運用分との兼ね合いで額を見直しました。
- 負債 ⇒ できる限り負わない!
- 水道、ガス、電気代 ⇒ 節水と節電!
- クレカ払い ⇒ 月に一回は必ず、何にお金をかけていたのか把握しています。
幸福度とバランスを考えよう
なんでもかんでも削って、仙人のように0円生活!のような過ごし方をすべきとは、考えていません。資産運用に必要なのは、お金(長期的に貯蓄するお金)と時間(長期の積立期間)ですが、若い時やイマしかできないことがたくさんあります。つまりは、その時間やお金を削ってまで資産をためることに専念すべきかどうかは自分の中で考えなければなりません。
その指標の一つに幸福度があると思います。
例えば、目の前に一つ1000円で手に入れたいものやしたいことがあったとしましょう。
それに1000円をかけるかどうかを悩んだとき、一つ未来のお金の価値として考えます。
20年後、もしかしたらその1000円は、
年利3%で運用して1821円に変身するかもしれない…。
複利計算(元利合計) – 高精度計算サイト (casio.jp)
1000円を使うことによって、イマ、幸福を得ることもできるし、
我慢をして未来に幸福を受け取ることもできます。
そう思うことは、無駄遣いを一気に減らせるでしょう。
今使う1000円がそれだけの価値があるかを考えています。
20年後の1821円よりも今使うことのほうが自分にとって幸福だと思えることができれば、
かけようとしているものは、かなり自分にとって幸福度の高いものだといえるでしょう。
逆に、1000円を消費せずに、資産運用に回すほうが幸福だなと判断すれば、1000円を使う気持ちにブレーキがぐっとかかるでしょう。
大事なのはあくまでもバランスです。幸福度の高いものにお金をかけていきたいと思っています。
自然と「今必要なものはなんだろう。」と考える習慣が身についてくると、支出も大きく抑えられます。
みなさんも、ぜひモノを買う前に、考えられてもいいかもしれません。
RiKa’s Rule=RR(RiKaの家庭の掟)
①支出を把握して、大きな支出を洗い出す
②支出の大きいものが抑えられるものがあれば、すぐに行動、解約、変更!
③支出するときは、「20年後のいくら」だという意識を持つ!
みんなで豊かになりましょう♪
ぜひあなたのお家でされている支出を抑える方法も教えてください♪
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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