お金が働くって?
今日のテーマは、実際にお金を働かせていくためにとっかかりやすいつみたてNISAや一般NISAについて解説をしていきます。
でも、そもそもお金を働かせるってどういうことだ?
そんな風に感じた方もいるかもしれませんね。
資産運用について学ぶまでわたしもこの意味が全く分かりませんでした。
私はこの本を読みながら、ちょっとずつ学んでいきました。
今理解している範囲で簡単に説明します。
中流以下の人は、お金のために働く。
本書の中にはこのような一節がでてきます。
これを例で示すと、夫が高い中古車に乗っていたころ、乗り心地もステータスも申し分なかったそうですが、毎月の支払いとボーナス月の支払い額は、なかなかに大きいものだったそうです。だから、毎月車の支払いをするために一生懸命仕事をすることになっていました。
これこそが、お金のために働くということだったんです。
負債(ローン)を抱え、そのために必死に働くことは働く理由にもなりますが、お金のために働く無限ループからはなかなか抜け出すことができません。「あ~俺は中流以下だ…。」と気づいた夫は、ただただ悲しんでおりました。
お金持ちの人は、自分のためにお金を働かせる。
こちらの一節は、お金持ちの人達の話です。
これを例で示すと、お金持ちの人達は、今あるお金で資産(例えば株や不動産)などを買い、その資産が配当や分配金を出したり、売買によって利益を出したりすることでお金が自分のポケットに流れてくるようにします。
それが自分のためにお金を働かせると呼ばれるものです。
その流れを作ることで、お金を増やしていきます。もっと具体的に言うと、今ある100万円を資産運用することによって、1年後、100万円だった元本が、利回り3%で3万円をポケットに流してくれます。これが、2年後、3年後には複利の力によって雪だるま式に稼いできてくれるようになるわけです。
人類最大の発明は、複利である。
アルベルト・アインシュタイン
これらの流れを作っていくために国の製作として使えるものがつみたてNISAや一般NISAというわけです。私たちはこれを、コア資産としていくことを考えています。つみたてNISAの投資商品がすべて含み益になった(2021年末)というニュースがあったように、コア資産を着実に育てていける投資商品が厳選されているという点もつみたてNISAを活用するメリットだといえると思います。
つみたてNISAと一般NISAのそれぞれのメリット
これは、NISAと一般NISAの違いを比較したものです。つみたてNISAと一般NISAのどちらでスタートするといいのかな?と悩んだ方もいると思いますので、楽天証券の向いているタイプごとの表示にコメントを付け加えて、おすすめタイプを示します。
つみたてNISA
□ 投資初心者
⇒ よくわからないけど、とりあえずという気軽な気持ちで入りやすい。
□ あまり投資に時間をとられたくない人
⇒ 本業に時間をかけることもできる。
⇒ 投資の勉強をなかなかする時間がなくてもいい。
⇒ 副業や別のことに時間をかけることができる。
□ 長期でコツコツ投資したい人
⇒ 値動きに神経質にならなくていいので気持ちが楽。(20年後、30年後の増益を狙ってるため)
□ 低コストの投資信託で運用したい人
⇒ 手数料と信託報酬は、長期投資ほど重要項目。低コストは大事。
一般NISA
□ 積極的に投資したい人
⇒投資額や売買機会が増えることで必然的に投資について勉強したくなる。
□ 相場の動きに応じて機動的に投資したい人
⇒ロウソク足の読み方や企業分析など分析をするのが好きな人にはオススメ。
□ 株投資に興味がある人
⇒興味のあるものは学ぶ意欲が高いです。失敗も多いけど得るものも多い。
□ 多くの商品から自由に商品を選びたい
⇒投資対象数が多いので、どこを選ぶかは悩みたい放題。
つみたてNISAと一般NISAの使い分ける判断基準は?
この判断はそれぞれかもしれませんが、ポイントは非課税枠を使い切ることができるかどうかだと思います。わたしたちは、年間120万の投資は難しいかも。年間60万くらいで考えよう。ということで、もともと自分たちの投資の目的に戻って考えました。
・長期で資産形成をするので20年間の非課税枠を利用したい
つみたてNISAと一般NISAでは、非課税期間が違うため、一般NISAにして非課税枠が全部使えないというのは、もったいないという判断をしました。また、夫婦でするならお互いのつみたてNISA枠(年間80万円)を使用することで20年間積み立てることがいいという結論に至りました。投資商品や投資の仕方によってもここは判断が分かれるところだと思いますので、投資をどのくらいしていくのか自分のお財布事情や一緒に歩むパートナーと話し合ってみるといいと思います。
証券口座を選んで、開設しよう
それでは、いよいよ口座を選んでみましょう。私たち夫婦は楽天経済圏を利用するため、楽天証券を中心に使っています。楽天証券は、最近、少しずつモバイル事業が課題になり、これまでのポイント制度が見直されていますが、それでもまだクレジットカードで月5万円までの積み立て設定をしている場合には、月々500ポイントを獲得でき、年間6000ポイント手に入るのでそのまま利用をしています。
楽天証券以外にもSBI証券やマネックス証券などのネット証券がおすすめです。簡単にポイントをまとめておきますので、よければ参考にされて口座を選んで解説してみてください♪
SBI証券
SBI証券は、国内株式個人取引のシェア率が業界No1を誇る人気のネット証券です。手数料も安いのが特徴です。IPO、投資信託、外国株など取り扱っている銘柄数も多数あります。楽天証券などと同じようにクレカつみたてを行うことでポイントを溜まる制度もあります。毎月1回&上限5万円でVポイントが0.5%付与されます。年間最大3000円相当のVポイントが得られるのは有難いですね。
【SBI証券】ネット証券口座開設数No.1|SBI証券 (sbisec.co.jp)
楽天証券
手数料の安さと取引が手軽に扱える「マーケットスピード」。携帯アプリiSpeedも多用しています。月額5万円のつみたてで500ポイントが得られ、それをそのままつみたて投資に充てることができるのも魅力的です。マネーブリッジによる金利の高い口座預金が可能です。(2022年に下方修正を予定)
楽天ポイントで資産運用!100ポイントから自分のお金を使わず気軽に投資! | 楽天証券 (rakuten-sec.co.jp)
投資先を選ぼう
長期投資は、分散投資をするのが一般的です。
例えば、S&P500という米国の代表的な500銘柄に投資したものを指数化した指標があります。
emaxis slim 米国株式(s&p500)などの投資信託は、S&P500に連動した商品といえます。
投資の神様ウォーレン・バフェットさんが、
自分が死んだらS&P500を90%、債券10%で運用するように
と、話しています。その背景には、現在、右肩上がりで成長を続ける米国経済が、今後も世界的に見ても成長を続ける国であると信じているからといえるでしょう。
S&P500は、米国の500社の指標ですので、アメリカ全土に投資をするようなイメージになります。
もっと分散を広げたいと思う方は、全世界株式のインデックスファンドを買うこともできます。
これは、世界的に見て経済は成長をし続けるという前提があります。
米国がもし経済が崩壊したら…という懸念もあって、全世界株式のインデックスファンドを選ばれる方がいるかもしれませんが、例えば、eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)には、米国株が約55%を占めています。インデックスファンドにどのような銘柄が入ってるかは調べておくとよいでしょう。米国がこけたら結局全世界に分散してても一緒にこけてしまう点や米国の経済成長が一番期待できると思っているのに、他国にも分散する必要があるのかという点は、ゆっくり考えられてみてください。色々な動画も検索できますのでぜひ見てみましょう!
夫と私はどちらも eMAXIS Slim S&P500のインデックスファンドで積み立てをしています。
S&P500は、高値を更新し続ける勢いで進んでいます。今年の相場は気になりますが、買い場がやってくるという期待感をもって楽しく投資していきたいですね。
みんなで、じっくりコツコツお金を働かせていきましょう♪
RiKa’s Rule=RR(RiKaの家庭の掟)
①積み立て額は、無理のない範囲で設定する。
②家庭の支出に関わることだから、夫婦で話し合う。
③一年で分かっている支出分は、先に引いておこう!
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