【2022年4月最新】米国株リスクまとめ~ウクライナ情勢とインフレ~

②働く

こんにちは、Rikaです。

新年度になりましたね♪

新しい異動先で新しい出会いがあったり、新しい仕事をスタートしたり、

心機一転ライフバランスを変えた方もいるんじゃないでしょうか。

Twitter見ていると、「退職しました♪」と、

人生の転機を迎えられた方が結構いるなと思いました。

春っていいですね🌸

気合入ります♪

さて、今回は、2022年の4月2日時点での米国株リスクを私がとらえている範囲で記載します。

私自身の投資方針と関わってくる部分です。

お金をどのように働かせるかを考えるきっかけにしてもらえれば幸いです。

構成は、

1 ポジティブリスク

2 ネガティブリスク

3 投資方針

の順番で書いていきます。

ポジティブ&ネガティブというのは、個人的な捉え方です。

ポジティブは、経年的に予想通りに変化する、相場が上昇するという点で捉え、

ネガティブは、経年的な変化ではない、相場が下落するという点で捉えています。

みなさんのそれぞれの捉え方も教えていただけると勉強になります。

起きた出来事をまとめ、同じことが起きた時の自分の資産運用に生かし、

自分の子どもが大きくなったときに、

向き合い方を伝えることとができるように記録していきます。

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ポジティブリスク

ウクライナ情勢が、停戦に向けた動きが増えてきている

ロシアとウクライナの停戦協議、3月29日にイスタンブールで行われました。

双方の交渉について一定の譲歩があったということで、マーケットに好感を与えました。

・ロシア側 首都キーフ周辺と北部のチェルニヒウで軍事縮小を決定
・ウクライナ側 新しい安全保障条約を提案し、外国基地を置かない形で中立化に応じる

完全に停戦するためには、首相同士の交渉が必要になりますが、

それが現実化するまでは停戦同意に至るかどうかは不明です。

ただ、このような一定の譲歩があったということが、

ウクライナ側からも聞かれることによって、

最悪期を脱しているのでは?という捉え方もあります。

春から夏にかけて、暖かくなる

ヨーロッパには、日本と同じように季節があります。

北欧と南欧では季節の状況も違いますが、

北半球という視点で見ると、

これからの時期は、少しずつ暖かくなります。

天然ガスの個人消費量が、今の時期よりも減る可能性があります。

寒い冬に天然ガスに悩まされなくてよくなるという点が、

一般的なショルダーシーズンとしてのリスクは、

ポジティブリスクです。

しかし、今回は天然ガスの輸出制限という点がありますので、

季節柄のポジティブリスクは、かなり薄そうです。

米国コロナ感染者数減少傾向

米国のコロナの状況は、

1月14日に98万人もの感染者を記録し、

3月29日に2万5千人まで減少傾向にあります。

航空業界、海運業界、アミューズメント関連銘柄に着実に注目が集まりそうです。

しかし、ウクライナ情勢で原油高が続くようなら、航空も海運も回復が厳しく、

アミューズメント関連も劇的に回復していくというのは難しいかもしれません。

バイデン大統領の原油価格押し下げ政策

バイデン米大統領が過去最大規模で石油備蓄の放出を発表しました。

4月1日に、

国際エネルギー機関(IEA)が、各国と協調して、石油備蓄を放出する方針でで合意したため、

石油価格への懸念が後退し、

同時に株価を押し下げました。

原油価格が下がることは、

航空、海運、自動車など経済を動かす基盤への負担費用低下につながるため、

ポジティブに捉えられると思います。

ネガティブリスク

逆イールド

米国の2年債利回りと10年債利回りで、2年債のほうが大きくなってしまいました。

これを逆イールドと呼びます。

イールドっていうのは利回りの事です。

本来なら10年債利回りのほうが、

2年債利回りより、

保有期間が長く、リスクが高いため、

利回りが高いのが通常です。

ですが、その利回りに逆転現象が起きているということで逆イールドです。

米国の「逆イールド」で近いもので言えば、

1998年秋、2006年初夏のケースが代表的です。

1998年秋の場合は、S&P500は、2002年9月に最安値をつけており、

2006年初夏の場合、S&P500は、2009年1月に最安値をつけています。

逆イールドが発生してから、

2~4年後に最安値を付けています。

これは、日経平均も同じです。

世界的な経済の低迷が考えられるということでしょう。

逆イールドの発生から数カ月は上昇、

2000年6月、2007年10月で、S&P500は高い値を示しています。

1998年で言えば、逆イールド後、21カ月後付近。

2006年の場合は、逆イールド後、15か月後付近です。

2000年3月~8月までは、金利差がかなりひどかった時期もあります。

この逆イールドが起きた2~4年後に必ずリセッション局面を迎えているということが、

一番のネガティブリスクです。

インフレ率と利上げ

4月2日の2時に発表された、

個人消費支出が、前年比で6.4%も上昇してしまいました。

40年ぶりの大幅な伸びということです。

主な原因は、日本にいる私たちも感じることができますが、

食品が8.0%上昇、エネルギー関連が25.7%上昇ということです。

つまり、このことが示しているのは、インフレがどんどん進んでいるよ!

ってことです。

つまり、FRBが利上げを急ぐ可能性がありますから、

米国マーケットは、リスクオフの動きが強くなったと考えられます。

ウクライナ情勢・各地域での侵攻・進軍の可能性

ロシア軍が、チェルノブイリ原発から一部撤退していますが、

ドンバス地域のある南部や東部の争いが激化しています。

ポジティブリスクには、停戦情報も載せましたが、

ロシア軍の、軍事作戦縮小は、トラップ説。
ロシア軍が、北方領土で軍事演習を行っている。
ロシア軍が、天然ガスの供給をルーブル支払いで要求 ⇒ 日本要求拒否方針

ということで、停戦をして世界と折り合いをつけていく様子というのが、

感じられないのは私だけじゃないと思います。

これまでのインフレと利上げといった単純な話ではなく、

有事であることが重なっていることで

リスク幅を広く感じてしまいます。

・新しい侵攻も起こりうる または 長期化する
・ロシアと関連して、中国、北朝鮮の動きも懸念
・欧州経済に甚大なダメージに
・世界経済にダメージが普及

ECBが利上げに慎重な姿勢を、3月末に示していました。

このことで、日本と同じようにドル買いが強まるのは避けられない気がします。

そうなればまず日本や欧州の個人の生活が少しずつ苦しさを感じ、

支出を抑える動きに変わり、モノを購入することが減るでしょう。

それは世界経済にも影響を与えると思います。

世界の人々が物を買わなくなるため、企業業績に影響し、

さらには株価の低迷を引き起こし、

経済成長率を低下させることが想像できます。

そういう点においてリスクとしてとらえています。

投資方針

このような状況の中で、

私自身、自分なりに資産を守るためにできるこを考えて投資方針を固めました。

・2022年4月~リセッションまでの期間、収入の5分の1のキャッシュの貯蓄を意識します。

・積立NISAと特定口座でS&P500に連動した指数は、定期購入を続けます。

・GDXは、政策金利と円安の状況に応じて保有数を調整していきます。(現時点で資産の24%で保有)

・HDV,QYLD,SPYD,VYMは特に売る予定はありません。

・RSI指標とボリンジャーバンドを参考に、余剰資金で高配当株と投資信託に追加購入します。
(貯蓄分には手を出さない)

・米国高配当株に投資することで預金をドル建てします。

現時点でのわたしのPFは、

預金          27%
S&P500連動の投資信託 30%
米国高配当株      16%
金鉱株         24%
仮想通貨         3%です。

*投資方針の見直し*

・日本の政策金利が、上昇する場合

・米国政策金利引き締めから、金融緩和に切り替わる場合

・長期的な円安の流れが、円高の流れに切り替わる場合

このような感じでしばらく投資を続けていきたいと思います。

これは感覚の話で全く参考にしてほしくはないですが、

先日、原油と金の結びつきが切れたなと思いました。

原油と金との相関は、バイデンさんの石油備蓄放出の号令とともに切り離され、

政策金利と金、インフレと金との相関で動きだしたのかな、と。

チャ―トをみながら感じていました。

私はファンドマネージャーでも、

経済学者でもありませんので、予想は大いに外れる可能性があります。

でも、読んでいただいた情報が、少しでも参考になれば嬉しいです。

投資は自己責任です。

ご自身の投資方針を考える上で、一助になれれば幸いです。

では、また!

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