投資からの学び(2021年末~2022年2月)~利上げ×ウクライナ情勢×インフレ~

①知る

こんにちは、嫁が公務員をFIREさせてみたのRiKaです。

様々な経済要因から景気後退の局面にあって、株式相場は、ボラティリティが高まっています。

ボラティリティが高まっている背景とその要因を後学のためにまとめておこうと思って今回は記事を書いています。

特にウクライナ情勢は見ていて心苦しいニュースばかりです。

戦争が早く終わってくれることを心から願います。

生まれてから経験をしたことがないので、経済の状況がどのように動くのかも初めての経験です。

人生の経験値として記録し、子どもに伝えたいと思います。

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FOMC×利上げ×織り込み済み?×インフレ指数

2021年12月のFOMCでは、テーパリングを加速させることが打ち出されました。

量的緩和が3月に早期終了を予定し、このころ利上げは、0.25%を3回というもの。

市場に混乱を持たせないような印象で発言されました。

パウエル議長は市場と対話しながらゆっくり進めてる印象を受けます。

2022年の年明けはお年玉サプライズのように一気に爆上げしましたが、それが最後でした。

2月10日に発表された米消費者指数は、年末から徐々に上昇してきた指数です。

この日、前年同月比の幅を大きくし、いよいよ7.5%まで上昇しました。

これが40年ぶりだというところで、

より速いテーパリング加速と急速な利上げ50bp上昇の声も聞こえるようになりました。

株価は、下落トレンドに転じて、特にハイパーグロース株やハイテク銘柄が売られ、リスクオフの動きが増えます。

強く売られた背景には、2021年の相場が移動平均線を上回り、上昇を続けてきた投機的な背景もあったため、売りやすかったことが要因だと考えます。

セクターローテーションを日に日に行っている感じでしたが、

総じて2021年末までに投機感の高まった投資先は、下落にありました。

この局面で強いなと思ったものが、

・長短金利差が大きい時点での地方銀行
・SPYDなどの高配当ETF

2021年の12月20日あたりから変動幅は大きいものの、ウクライナ情勢が関わってこなければ投資先として維持していてもよかったかなと思ったところです。

ウクライナ情勢が緊迫した中で、長短金利差が縮まったため一度売却しました。

高配当ETFは、リセッション局面では配当はもちろん下がる可能性はありますが、

株を手放すという人は少なく感じました。

多少の上げ下げはありますが、年初来で上昇しているので下がったら買うという定期的な買いがはいっているからでしょう。

ウクライナ情勢×貴金属×原油×小麦=ウクライナ情勢×コモデティ

利上げの50bpが強く言われるようになったあたりから、金へ投資をシフトもみられました。

GDXはカップウィズハンドルで、チャート上では上昇チャートを示しました。

ウクライナ情勢が利上げで低下してた市場にさらにのしかかり、

リスクオフの局面で、金の購入が増えたのが上昇トレンドを作る要因でした。

ウクライナ情勢が緊迫したことによって、コモディティの中でも原油先物が高騰しました。

小麦は、世界的に見るとロシアが約16%、ウクライナが約11.5%で両国合わせて約30%弱の輸出を担っています。

ウクライナ情勢が悪化したことにより、世界的に見て小麦の価格高騰は避けられないと考えるべきでしょう。

より、食品経済を圧迫しそうな状況ですごく心配な状況です。

銃声が鳴ったら買え×急速な利上げ懸念後退×SWIFTの経済制裁

「銃声が鳴ったら買え」という投資の格言があるそうです。

恐ろしい格言です。

実際先日のFOMCでは、戦争が始まったことで、急には利上げをしないという方針が示されました。

そういう点で、一時的な買い場としてとらえることができます。

また、急速な利上げ懸念が後退し、50bp分を織り込んでいた分がセクターとして買い戻される様子も見て取れました。

ただし、ウクライナが原発を攻撃するなど、リスクがまだこれからも継続しそうな点で、

上昇トレンドを形成できるかどうかは、適切な判断が必要だと考えています

また、さらなリスクとして考えられるのがSWIFTの経済制裁。

SWIFTの日本語名称は、国際銀行間金融通信協会。

正式名称は、Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunications。

簡単に言えば、世界の通貨をやり取りする窓口のようなところです。

今回ウクライナ情勢で、経済制裁を与えるために動いた組織です。

この経済制裁が発動したことにより、少なからず世界的に経済的な損失が生じます。

日本の経済成長への影響もあるということはニュースでも言われています。

どのような影響が生じてくるのか、それをしっかり学んでいきます。

終わりに

「Buy on dream, sell on reality」

「噂で買って、現実で売れ」

投資ある格言の一つです。

投資をする上で噂は何なのか、現実はどうなのか。

それを分かっていくことが、

資産形成をする上で冷静な判断と適切なエントリーの材料になると考えています。

最適解は、結果の後についてきます。

でも精一杯最適解を探して、投資を楽しんでいきたいと思います。

個人的には、戦争が停戦合意になった時点で、

大きく反発。

年初ぐらいまでのNasdaqが回復し、それにSP500が連動するだろうという見通しです。

実際には、テーパリングが終わるまでが一つの区切りだと考えています。

なかなかに道は長いです。

ただ、暴落を今味わっているから、20年後の時の対処法が少しは分かり、

耐性が身についていると思います。

それは、とてつもなく大きい財産です。

痛みを感じることもありますが、

No pain, no gain.

きっとそれ以上に自己投資になっていると信じてます。

それでは、

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