メタバースとは?~メタバースが注目される3つの理由~

①知る

みなさん、メタバースって聞いたことがありますか?

決して新種のポケモ〇ではありません。

メタバース (英: Metaverse) は、ギリシャ語由来のMeta(物質界を超越した高次元を表す接頭語)+verse(宇宙空間)を組み合わせた造語です。

コンピュータやコンピュータネットワークの中に構築された、現実世界とは異なる3次元の仮想空間やそのサービスのことを指します。

仮想空間にて提供されるゲームなどのアミューズメントやSNSの場所がメタバースといえると思います。

投資について勉強していくうちに仮想通貨という言葉を聞いたことのある人は多いかもしれません。

その仮想空間にて取引される時の通貨が仮想通貨であり、その取引されるものが唯一無二だと証明するものがNFT(非代替性トークン)と呼ばれるものです。

と、そのような新しい言葉について少しずつ解説していきます。

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メタバースとは?

あなたの代わりとなるアバター(自分の代わりに動くキャラクター)を作り出し、様々な人との交流をインターネット上で行う仮想空間をメタバースと表現します。
たとえば、MMORPGのように、自分でキャラクターを作り、ゲームの目的に合わせて交流しているのもメタバース内で行われていることとなります。
ファンタジーを求めて仲間と冒険するようなMMORPGに限らず、友だちと協力して楽しむどうぶつの森や新たな仮想空間を生み出すマインクラフト、多人数参加型のフォートナイトなどメタバースと呼ばれる世界は無限に拡大しつつあります。
これこそ、Universeが言葉についている理由だとよくわかります。

今では、ゲームの世界のみならず、ソーシャルネットワークとしても仮想空間が使われるようになってきています。

仮想空間の中で、商業施設が出品したり、コンサートが行われたりしています。
コロナ禍にあってこそ、新しい人々の関わるコミュニケーションツールが発達しているといえるでしょう。

仮想空間に集まって物を売買したり、サービスを受けたりすることで経済が新しい発展を遂げることが予想されるため、様々な企業が注目をしています。

あの大手のFacebookがMetaと社名を変更するほどだから‥‥。

大きな流れがやってきそうだね。

仮想空間でいろいろな人と交流したりできるのは楽しそうだな~!

仮想通貨

投資の界隈で仮想通貨が注目されているのにはいくつか理由があります。

仮想通貨を資産として保有する。

仮想通貨は、インターネット上での通貨であって、現実的に存在する紙幣や貨幣ではありません。

例えば、日本国内で紙幣や貨幣の流通量を調整するのは日本銀行の役目です。

日本銀行が、円を発行すればするほど、円は誰でも手にすることができるようになり円の価値は下がります。

逆に、円を発行せず引き締めれば引き締めるほど、円をなかなか手にすることができなくなり、円の価値が上がります。

世界各国の銀行は、経済を安定させるためにこの貨幣の流通量を調整しています。

しかし、仮想通貨の場合は、世界各国の銀行が勝手に流通量を調整することはできません。
その流通量を勝手に調整できないという点で、一つの資産として注目されています。

一つの例に過ぎませんが、仮想通貨を所持していて、その仮想通貨を通じて価値の下がらない、または将来的に価値の上がるNFTを購入すれば、たとえ世界で金融政策があって資産価値が下がりそうな局面でも、資産を維持できるということになるわけです。
代替可能な仮想通貨で、代替不可能なNFTを購入できる点が、
自分のお金(代替可能)で、ピカソの絵(代替不可能)を購入することと共通しています。

仮想通貨が、ネット上のお金として使われる。

仮想通貨で注目されているポイントとして、

Play to Earn」という言葉です。

これは「遊んで稼ぐ」という意味です。

言葉の通りゲームのシステムを利用したり、アイテムの売買をしたりすることによって仮想通貨を増やすことを指します。
このことが今までと違うことは、今までのMMORPGでは、ゲーム内で稼いだお金やアイテムなどは、ネット内通貨では売買できますが、現実世界のお金との交換性はありませんでした。

RMTと呼ばれる「リアルマネートレード」は、アカウントやアイテム等を現実世界のお金で買い取ることを指しますが、利用規約で禁じられていて、不正利用をしていることが分かるとアカウントを停止されたり、詐欺や損害賠償の対象になったりします。
これは、ゲームバランスを維持し、RMTを行うことによって売り上げが外部に流れてしまうことを防ぐためともとらえることができます。

ゲーム内のアイテムやネット内通貨と現実世界のお金を繋ぐものとして仮想通貨が期待されています。

テスラ車を仮想通貨で購入できるかもというニュースが大きく取り上げられました。
意外と身近なところに仮想通貨が近づいてきているのが分かります。

NFT(非代替性トークン)

NFTとは、非代替性トークンをさします。

ブロックチェーン技術によって、どのユーザーが所持していたかなどの情報を紐つけ、デジタル台帳に記載し、交換されていくデジタルアイテムのことです。

簡単にいうと、ピカソの絵を偽物と本物を区別するために台帳や証拠を記録していきますが、

それをネット上で行うものです。

ネット上は安易にコピーができる環境ですが、ブロックチェーン技術の発達により、

模造品ではなく、本物という証明のもと、付加価値が加わります。

仮想通貨とNFTの関係は、先ほどの現金とピカソの絵のような関係です。

デジタル化されたピカソの絵を購入できる媒体が、仮想通貨ということです。

つまり、仮想通貨(現金)で、ネット上のブロックチェーン技術によって唯一無二と鑑定されたNFT(ピカソの絵)を購入することができるというわけです。

この購入できるNFTはいまや多岐にわたります。一例をあげます。

・オンラインゲーム上のNFT化されたアイテム
・レストランの会員権
・スポーツの映像
・アート作品(楽譜や絵画)
などなど

ブロックチェーン技術によって唯一無二と鑑定されたNFTは、複製ができないことを前提としているため、商品価値が保証されることになるわけです。NFTの保有記録を書き換えることは困難なため、保有者によっては、付加価値が生まれる可能性もあります。

メタバースが注目される3つの理由

1.新たなサプライチェーンとなりえるから

ナイキが、メタバースに参入した話を皆さんはご存じでしょうか?
昨年の11月、子どもたちに大人気のロブロックス(Roblox)というプラットフォームの中にNIKELANDを立ち上げています。
NIKEが、イーサリアムネットワーク上で靴の所有権をトークン化する特許を取ることについて報道がなされました。
これは飽和状態にある市場に新たな供給網としてネットワークビジネスを拡大させた形になります。
このような動きは、アディダスやディズニーといった企業にも見られます。

ディズニーが、マインクラフトとコラボし、DLC(ダウンロードコンテンツ)を作ったというニュースは有名かもしれません。コロナ禍であるからこそ新たな供給網を求めて様々な企業が動き出しており、そこにメタバースが注目されているわけです。

2.今まで以上に近くでリアルを感じられるから

ライブの時、遠くからアーティストが見えない。
せっかく取れた座席からは、アーティストが米粒のようだった。

といった悲しい状況はメタバースの世界ではおきなくなるでしょう。
これは、VRによる仮想空間へ没入することができるようになると様々な視点から新たにライブや試合を楽しんだりすることができるようになるからです。
いまは、においや味を感じられるVR技術も発展しています。

VRゴーグルやヘッドフォンで視覚や聴覚をリアルに感じられるようになっている現代ですから、

今後五感を刺激するようなメタバースの世界が登場するのも時間の問題かと思います。

VRが発展して世界のありとあらゆるところをに行けるようになったり、
普通では絶対出会わない外国の方と翻訳機能でおしゃべりができたり、
見たことのない仮想世界に没入できるのはすごく楽しみ♪

3.経済成長の余地があるから

仮想空間は現実世界とは異なるため、人々が願うような空間が創造されていく可能性があります。
もちろん、仕事としてキャリアを生かす場所にもなるでしょうし、
友だちと気軽に交流するコミュニケーションの場所にもなるでしょう。
ビジネスとして新しい仕事をスタートする場所になる可能性もあります。
大型のゲームセンターやアミューズメント施設、
リラクゼーションサロンや世界規模のコンサートホールになることでしょう。
経済を大きくするには、メタバースの大きさを無限空間だといえます。

これからの時代を生きる私たちがこれから出会う世界は、

いままの人達が経験したことのない新しさが待っていて。
すごく楽しみになりますね。

RiKa’s Rule=RR(RiKaの家庭の掟)

①仮想通貨は、PFに10%程度未満でいれておく。
②メタバースの情報についてはアンテナを高く張っておく。
私たちがやりたいと思うものに投資する♪

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